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旅館・ホテル 第2409号《2007年2月17日(土)発行》  

関東地区で9施設が受賞──楽天トラベルアワード
 楽天トラベルは7日、都内のホテルで「楽天トラベルアワード2006」の関東地区受賞施設全9施設の発表と表彰を行った。

 同アワードは今年で3回目。「シティ・ビジネス部門」「プレミアム部門」「レジャー部門」別に金賞、銀賞、お客さまアンケート大賞を決定し、表彰を行った。

 関東地区のプレミアム部門・お客さまアンケート大賞では「伊豆高原お宿うち山」(全6室)が1位に。以下、2位「河口湖温泉 湖山亭うぶや」(全52室)、3位「眺山の郷楓雅」(全34室)、4位「嵯峨沢館」(全31室)が続いた。

 お客さまアンケートの項目別トップ5も発表された。サービス、部屋、食事、風呂、設備・アメニティ、立地の6項目のうち、風呂の評価は、1位に「伊豆高原お宿うち山」、以下、2位「嵯峨沢館」、3位「伊東温泉瀬山やまと」(全42室)、4位「白玉の湯泉慶」(全111室)、5位「河口湖温泉湖山亭うぶや」の順となった。

 受賞施設は全国6地区(北海道、東北、関東、中部、近畿・中国・四国、九州)ごとに、9施設ずつ選出される。関東以外の5地区はすでに受賞施設が発表され、表彰が行われている。

 全国の温泉旅館で表彰を受けた施設は以下の通り。
 ▽東北地区 レジャー部門・銀賞 「鉛温泉藤三旅館」(全32室)、同地区プレミアム部門・アンケート大賞「日本の宿 古窯」(150室)、同地区レジャー部門・アンケート大賞「ゆづくしの宿一の坊」(全126室)
 ▽中部地区 プレミアム部門・銀賞 「粟津温泉旅亭懐石のとや」(全85室)


伊香保の古久家、客室露天風呂など新設
 古久家(群馬県伊香保温泉、森田繁社長)はこのほど、源泉かけ流しの露天風呂付き客室を新設するなど、館内をリニューアルした。

 「東の雅館」3階をリニューアル、「湯山亭」として施設を一新した。 客室は源泉かけ流しの露天風呂付き客室4室を新設したほか、アジアンテーストの和モダンツインルーム2室、大画面でDVDなどが楽しめるシアタールーム1室を設置。3タイプ7室の客室をそろえた。

 また同フロアのバンケットホールを食事どころ「うき雲」に改装。モダンジャパニーズタイプのテーブル席で、2~4人用10テーブル、4~6人用4テーブルを用意。自慢の料理「湯山会席膳」を提供する。


ホテル・ヘリテイジ、女性向けプラン設定
 ホテル・ヘリテイジ(埼玉県江南町)はこのほど、スウィートルームに宿泊し、創作洋食料理と温泉、フェイシャルエステをセットにした女性向けプランを設定した。通常3万4800円を2万8千円で提供する。

 同ホテルは東武東上線森林公園駅からバスで14分にある東京近郊の温泉リゾート。


全旅連会長に佐藤氏(日本の宿古窯)、組織力強化誓う
所信を述べる佐藤氏(中央)

 全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)は8日に開いた理事会で、次期会長に佐藤信幸・山形県旅館生活衛生同業組合理事長を選出した。佐藤次期会長は小原現会長の事業を継承しつつ、新たな課題への対応として(1)会員数減少への対処(2)組織力の強化と活性化(3)組合員に役立つノウハウの提供──の3点に力を入れると述べた。

 佐藤氏は、「10年前に約3万軒だった会員数は、現在(昨年12月末時点)1万9680軒になった。3軒に1軒がなくなった計算だ。このまま看過すると大変なことになる」と、会員数の激減に危機感を募らせた。その上で、「実態を把握し、対応しなければならない。旅館業界の新たなビジネスモデルを示したい」と述べ、会員数減少に歯止めをかける、何らかの事業を立ち上げる考えを示した。

 佐藤氏はまた、「各県理事長の意見を運営に反映させたい。正副会長会議を定期的に開き、その後ブロック会で各県理事長の意見を聞き、全旅連の運営に生かす」と、組織力の強化、活性化に向けた自身の考えを示した。

 さらに佐藤氏は、「全旅連にはこれまで培った多くのノウハウがある。これらを整理し、積み重ね、会員の経営に役立つノウハウを提供したい。情報を共有化し、会員個々の問題に対応したい」と述べた。具体的構想として、会員専用のコミュニティサイトを挙げ、その構築には特に青年部との連携が必要だとした。

 佐藤氏は、これらの重点施策を示した上で、「会員数は少なくなったとはいえ、2万軒近くある。そのポテンシャル(潜在能力)は観光業界の将来を左右するものだ。先輩方の英知をお借りし、経営者の皆さんの意見に耳を傾け、業界に新風を吹かせてまいりたい」と、会員総力戦で業界の難局打開に立ち向かう考えを示した。

圧倒的多数で信任 会長選挙で佐藤氏
 佐藤次期会長は、理事による信任投票で決定した。

 全旅連会長選挙は、立候補届出期間に立候補者が佐藤氏ひとりだったため、内規により信任投票となった。

 当日の出席者と委任状による投票の結果、信任81票、不信任1票、無効ゼロ票と圧倒的な支持を集めて当選が決まった。

 小原会長はあいさつで「全旅連運営に大きな情熱を持っている方」と述べ、出席者に対して自身の後継者への支援を求めた。佐藤氏は「身が引き締まる思い。2万軒の組織のリーダーとして、節制してがんばります」と所信を述べた。

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