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トラベル ■第2446号《2007年11月24日(土)発行》  

主要旅行業の上半期実績、国内は2.6%増


 国土交通省はこのほど、主要旅行業63社の07年度上半期(4〜9月)の旅行取扱状況(速報)をまとめた。総取扱額は、前年同期比2.1%増の3兆5422億4045万円。国内旅行は、8、9月が好調に推移し、2.6%増の2兆928億9305万円となった。

 国内旅行は、5、7月が前年を下回ったが、8月が「夏場の需要を取り込み、特に北海道、沖縄、九州、四国方面が好調」(観光事業課)で6.6%増、9月は「イベント関係の団体旅行、募集型企画旅行が全方面で好調」(同)で7.2%増と伸びた。

 国内旅行の上半期上位10社は、取扱額の多い順に、JTBグループ、近畿日本ツーリスト、日本旅行、ANAセールス、阪急交通社、ジャルツアーズ、トップツアー、クラブツーリズム、ジェイアール東海ツアーズ、名鉄観光サービス。

 国内旅行上位3社の前年同期比は、JTBグループ5.0%増、近畿日本ツーリスト1.3%増、日本旅行3.8%減。伸び幅が目立つのは、ANAセールス6.9%増、阪急交通社9.8%増、ジェイアール東海ツアーズ7.8%増など。

 上半期の海外旅行は、1.1%増の1兆4195億5010万円。4月は6.4%増と伸びたが、5、6月が前年を下回った。8、9月は1.6%増、1.8%増。取扱額上位3社では、JTBグループが0.7%増、エイチ・アイ・エスが6.3%増、阪急交通社が1.8%増だった。

 外国人旅行は、18.3%増の297億9729万円と前年同期を大きく上回った。取扱額の上位3社ではJTBグループが32.0%増、近畿日本ツーリストが19.9%増、日本旅行が20.5%増だった。

 上半期の旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況は、国内旅行が3.8%増の5610億6430万円、海外旅行が2.2%増の4354億2840万円、外国人旅行が34.2%増の19億1075万円。取扱人数は、国内旅行が5.6%増の2204万6千人、海外旅行が0.8%減の240万2千人、外国人旅行が28.6%増の11万8千人だった。



高級宿泊施設の宿泊プラン提供、JTBが専門サイト開設


 JTBの高品質旅行専門店「ロイヤルロード銀座」は20日、国内の高級旅館・ホテルの宿泊プランを紹介するサイト「JTBロイヤルステイ」(http://www.jtb.co.jp/e/royalstay/)を開設した。経済的、時間的に余裕のある富裕・シニア層を狙う。予約や問い合わせは電話で受け付け、「コンサルティング機能を駆使し、他社との区別化を図っている」(JTB)。

 電話口では15人の専任オペレーターが対応する。リピーターには過去の利用実績データから趣向を判断して施設を提案するほか、結婚記念日や誕生日などには特別サービスを供与する。

 サイトに掲載するのは心からくつろげる上質な旅館・ホテルで、独自の取材や蓄積した顧客の声から選定したという。貴賓室やスイートルームに限定した「スイートステイプラン」も設定する。

 開設時は、首都圏からの需要が高い伊豆・箱根地区を中心に42の宿泊施設を扱う。順次エリアを拡大し、年度内に70施設を目指す。販売目標は年間1万人。



有楽町支店にウエディングコンシェルジュ開設 KNT
ウエディングの気分を高める窓口


 KNTは17日、同社と業務提携を行う角川クロスメディア(東京都千代田区、福田全孝社長)が運営するウエディング専用サイト「Wedding Walker」(http://www.walkerplus.com/wedding/)と共同プロデュースで、KNT有楽町支店に「ウエディングコンシェルジュ」を開設した。式場探しからハネムーンの手配に至るまでをトータルコーディネートする。

 同コンシェルジュは旅行相談窓口に併設。KNTの専任スタッフ2人が常駐し、式場での挙式・披露宴やレストランウエディングから、ハネムーン、帰国後のパーティーにまで対応する。来店予約はWedding Walker 内の同コンシェルジュのページからできる。

 またウエディング関連イベントも企画する。12月12日には同社有楽町支店で「添乗員がオススメする!ハネムーンで行くヨーロッパ」を行う。参加費は無料で、定員は15人。

 同社ではこれまでも海外や国内リゾートウエディングを扱ってきたが、コンシェルジュ開設によるサービス拡充により、ウエディングをきっかけにした新たな顧客獲得を図る構えだ。

 Wedding Walkerは全国1200件の結婚式場や教会を紹介するサイト。体験談などのコメントが3万件以上閲覧できる。



7~9月決算、営業利益は41%増 楽天トラベル


 楽天(東京都品川区、三木谷浩史代表取締役会長兼社長)は15日、東京都内で07年度第3四半期(7〜9月)の決算内容と今後の事業展望について話した。楽天グループでトラベル事業を担う楽天トラベル(東京都品川区、岡武公士社長)の今期の売上高は37億8600万円で、前年同期比25.1%増。営業利益は18億7900万円で、前年同期比41.1%増と大きく伸ばした。

 宿泊予約実績(予約流通総額)は596億5千万円で前年同期比19.1%増。予約泊数は633万2千泊。好調の理由として同社は、海外旅行では7月に始めた法人予約サービスの「ANA@desk」との連携による企業向け出張サービスの一括提供の実現やグアム支店の設置など、国内では、出張予約分野での高シェア確保をあげる。

 国内旅行事業について三木谷会長=写真=は「営業力の強化を進め、レジャー系ホテルや旅館などの宿泊予約サービスを強化したい」と意欲を示した。新設した楽天の神戸支社をはじめ全国にトラベル事業の拠点を作り、周辺宿泊施設へのサービスの拡充を行うことで、施設から提供される部屋数の拡大を図る。

 楽天グループ全体の1〜9月の連結業績は売上高が1510億1600万円(前年同期比1.4%減)、営業利益197億3100万円(同11.8%増)、経常利益211億3300万円(同13.2%増)、当期純利益435億7100万円。



スカイマーク、レンタカー業者と連携
 スカイマークはオリックス自動車と手を組み、10日から「スカイマーク・スペシャルレンタカーキャンペーン」を始めた。対象となるのは新千歳など3空港で、スカイマーク搭乗者には割安で同社のレンタカーが利用できる。双方の利用者増につながると判断した。

 キャンペーンは来年2月末まで実施。スカイマークの搭乗者は新千歳や福岡、那覇の各空港とその周辺にあるオリックスレンタカー、レンタカージャパレンの店舗で車を借りることができる。

 レンタル料金はSクラスで日帰り2千円、Aクラスで3千円。通常(12時間までの基本料)はSクラスで5250円、Aクラスで7875円。

 利用する際は、オリックスのレンタカー予約センターに事前に連絡し、当日、スカイマークの搭乗券半券を示す。
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