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地域観光 ■第2514号《2009年5月16日(土)発行》  

和歌山医大、観光医療で講習会

 和歌山県立医科大学(和歌山市)は7月2、3日の2日間、「観光医療指導師・観光健康指導士第5回認定講習会」を開講する。開催場所は同大学の生涯研修・地域医療支援センター。旅行に伴う健康障害や緊急対応の知識と実技を2日間かけて学ぶ。各講義は同大学の教授、講師陣が担当。

 「観光医療指導師」と「観光健康指導士」は同大学独自の認定。講習会1日目は観光医学、健康管理概論、感染症、飛行機内などで起こりやすい病気、旅行先での病気への対応についての講義と筆記試験。2日目は、アメリカ心臓協会認定「ハート・セイバーAEDコース」の実技講習が行われる。「ハート・セイバーAEDコース」は、海外22カ国で使用可能な、医療関係者や介護福祉関係者、スポーツインストラクターなどプロに活用されている資格。

 合格者には認定証が交付される。5年ごとの更新講習受講が必要になる。受講対象者は、観光医療指導師が、医師や看護師などの医療系国家資格保有者。観光健康指導士は観光事業者など。

 定員は24人(申込先着順)。受講料は、一般2万5千円。学生1万7千円(テキスト代、講習費用、認定料含む)。試験に合格できない場合は認定料(一般5千円、学生2500円)は返金される。

 同大学は06年に観光医学研究部門を全国で始めて開設し、医療の側面から観光振興、地域振興に貢献する事業を展開している。問い合わせは、同大学観光医学講座担当(TEL073・441・0796)まで。




山形県、東京・銀座にアンテナショップオープン
落ち着いた内装の店内

 山形県は4月30日、東京・銀座に同県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」をオープンした。オープニングセレモニーには、吉村美栄子知事のほか、同県出身で俳優の渡辺えりさんやタレントのウド鈴木さんが出席。食の魅力にあふれた山形をPRしたほか、開店に合わせて集まった多くの人に、同県が新しく開発した米「つや姫」を直接プレゼントした。

 セレモニーで渡辺さんは「アンテナショップのオープンで、東京にいながらにして、四季がはっきりとした山形の魅力を感じてもらえるようになる」、ウドさんは「銀座の顔、山形の顔となることを期待している」と応援メッセージを贈った。

 吉村知事は「たくさんの方にアンテナショップに来ていただいて、旬の山形を感じてもらいたい。来店をきっかけに実際に山形に来てもらえれば」と話したほか、Jリーグのモンテディオ山形の活躍や、映画「おくりびと」のロケ地として、またNHK大河ドラマ「天地人」の舞台として同県が注目を浴びていることなどを紹介した。

 テープカットの後、入店した人たちは、ウルイやコシアブラなどの旬の山菜や農家の女性たちが手作りした漬物などを手に取っていた。「30日だけで約5千人が来店した」と同県産業振興課。

 同県は95年に東京・虎ノ門に開いたアンテナショップを昨年8月に閉店し、機能強化する形で新ショップを開いた。銀座らしい落ち着いた雰囲気の1階は約400種類の物産品や季節の野菜や果物を取り扱う物産販売スペース、2階は観光情報センターと地産地消イタリアンレストラン「ヤマガタ・サンダンデロ」となっている。3年後までに年間3億8千万円の売り上げを目指す。



5月10日は「おごとの日」で記念イベント
おごとの日制定記念イベント

 滋賀県大津市のおごと温泉観光協会とおごと温泉旅館協同組合は10日、JRおごと温泉駅の六角足湯前広場で「5月10日はおごとの日(0510)」の制定記念イベントを開催した。おごとの日を制定し、観光振興、環境保全活動、地域貢献を目的としたイベントを定期的に開催することで、おごと温泉の情報発信とブランド力の向上につなげる。

 会場では、おごと温泉マスコットキャラクター「おごとんくん」、大津市のマスコットキャラクター「おおつ光ルくん」、佐川美術館のマスコットキャラクター「さがわん3兄弟」の地元のゆるキャラが観光客を出迎えたほか、浴衣での来場者には、おごとんマグカップをプレゼントした。

 イベントの目玉として振る舞われたご当地グルメ「近江牛カレー」には長蛇の列ができた。また、当日おごと温泉の宿泊客には10日午後12時から午後6時の間に組合加盟施設の大浴場を利用できる「おごと温泉湯めぐり無料チケット」を各旅館で配布した。

 榎高雄観光協会長は「これまでおごと温泉観光協会のメンバーで、京都や大阪などの駅で街頭キャンペーンによる宣伝活動を行ってきた。今後は、おごと温泉に来てもらって楽しめるキャンペーンに切り替えていきたい。おごとの日の記念イベント継続して行っていく」と話す。



日本国際観光学会、6月に金沢で全国大会
 日本国際観光学会は第10回全国大会を6月6、7日の両日、石川県金沢市で開く。テーマは「世界遺産と国際観光」。

 初日の6日は兼六園下の金沢歌劇座を会場に、開会式、ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー誌編集長のJタートルロー氏の基調講演「ジオツーリズムについて」、シンポジウム「世界遺産の光と影」を行う。

 7日は白山市の金城大学キャンパスで終日、研究発表会を実施する。

 ジョナサン・タートルロー氏は読者7千万人の「ナショナル・ジオグラフィック誌」、読者570万人の「ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー誌」、視聴対象者25カ国2億人の衛星テレビ「ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル」を擁するナショナル・ジオグラフィック社の旅行部門総責任者。世界観光機関から委託を受けて世界遺産認定基準の作成も行っている。

 基調講演では同氏が提唱するジオツーリズム論を解説する。今回同氏を招聘した中谷重之金城大学短期大学部教授によれば、ジオツーリズムとは「観光訪問地の地理的特徴、その場所に住んでいる人たちにとってのそこの環境、遺産、美観、文化、そして、そこでの幸福な生活を持続し続け、もしくは強化することを考える観光論」のこと。

 6月6日は加賀百万石まつりの開催日にあたり、シンポジウム終了後は、百万石行列見学、金沢芸妓10人のアトラクションを入れた懇親会も用意している。

 全国大会は同学会会員以外でも参加できる。参加費(2日分、懇親会費込み)は、一般会員8千円、学生会員4千円、一般参加7千円、また聴講学生は無料。

 問い合わせ先は金城大・中谷教授(TEL090・2036・1085)。羽田・小松間往復航空券と金沢市内1泊をセットした学会特別パッケージツアーの問い合わせ先はJTB金沢支店(TEL076・264・2272)。



大阪の食博覧会、65万人が来場
09食博覧会が盛況

 「09食博覧会・大阪」が4月30日から5月10日まで、大阪市のインテックス大阪で開催された。同イベントは日本最大の食の祭典として1985年から4年に1度開催され、今回で7回目。会期中の入場者数は64万5140人だった。

 今回のテーマは「食を知り、食を楽しむ」。インテックス大阪の1号館から6号館B棟まで国内外から680ブースが出展された。

 大阪を代表するお好み焼きなどの「粉モン」のコーナーや世界の名物料理の販売のほか、子ども料理教室や和・洋菓子コンクールなど食に関連したイベントも多数行われた。

 6号館「故郷にぎわい館」では、国内のご当地グルメが味わえるコーナー「ふるさと街道」が設けられ、34の県や地域などが出展。名物料理や名産品の販売などのほか、観光情報をPRした。

 オープニングセレモニーでは橋下徹大阪府知事、平松邦夫大阪市長らによるテープカットがゲート前で行われた。開会式典であいさつした尾崎裕・実行委員会会長(大阪ガス社長)は「食博は日本最大の食の祭典。来場者には、今回のキャッチフレーズである『おいしかった!元気になった!』を実感してもらいたい。大阪から元気を発信していきたい」と述べた。



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