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観光行政 ■第2562号《2010年5月22日(土)発行》  

旅フェア2010、28日開幕
メーンビジュアル

 「新旅宣言〜見つけよう! あなただけの旅」──をテーマに、日本観光博覧祭「旅フェア2010」(主催・旅フェア実行委員会)が28日から3日間、千葉市の幕張メッセで開かれる。回を重ね16回目。全国各地の地方公共団体、観光協会、観光関連企業など約110団体(約290小間)が一堂に会し、趣向を凝らした展示やアトラクションで来場者の旅心をくすぐる。

 09年、08年は横浜市で開かれており、幕張メッセでの開催は3年ぶりとなる。

 テーマの「新旅宣言」には、旅フェアが新しい旅行ニーズに対応できるようにリフレッシュすること、旅フェアが観光需要の喚起につながるイベントとして抜本的に構造を変えることを宣言する──という意味を込めた。

 従来、日本列島を地域別にレイアウトしていたが、今回はテーマ別、目的別にゾーニングする。「これにより、来場者は会場内で自分の目的に応じたゾーンに素早く到達することができる」(実行委員会)。

趣向凝らしたコーナー開設
 会場入口側には「日本のまつり体感コーナー」が設けられ、来場者を日本のまつりで出迎える。「にっぽん全国元気ステージ」は旅フェアのメーンステージとなる。各地からさまざまな地域芸能や踊りの達人が登場。今年も人気キャラクター、ひこにゃんがお目見えする。

 子どもだけでなく大人も楽しめるのが「乗り物大好きゾーン」。飛行機や船の展示に加え、「はとバス東京観光バーチャルツアー」も予定されている。新しい旅のツールとして、3Dデジタルカメラの体験コーナーも設置される。

 「お宿大好きゾーン」では全国から旅館・ホテルのパンフレットを1千冊以上集めて一堂に展示。また、旅の予約がその場で可能なコーナーとしての機能も持たせるという。

 「旬な旅ゾーン」は大型観光キャンペーンを集めた。今話題の東京スカイツリーも紹介する。このほか、「わくわく旅発見コーナー」「旅の楽しみまんぷくゾーン」「地域のたから発見ゾーン」などが設けられる。

 出展者のビジネスチャンスを演出するビジネスプログラムも用意。28日には地域の魅力ある産品の販売力を強化する相談・商談会、29〜30日には日本と台湾の旅行商品造成のための商談会も開催される。

 入場料は前売り400円、当日500円。高校生以下は無料。期間中の来場者は12万人を見込んでいる。

 会場では「房総の恵み!千葉県物産展」が併催されるほか、28〜29日にはJR海浜幕張駅の広場で、関連イベント「ワールドフェスタin幕張」も開催される。




羽田で15地域が誘客促進プロモーション

 観光庁や観光・航空関係者でつくる「空港を活用した国内観光振興プロモーション実行委員会」は、羽田空港旅客ターミナル内のスペースをプロモーション用に15地域の観光団体に無償で提供する。5月19〜21日のにし阿波観光圏協議会、島原半島ジオパーク推進連絡協議会を皮切りに、3日間をひとコマとして来年3月まで実施。誘客イベントなどに活用してもらい、国内航空需要の拡大、国内宿泊旅行の活性化につなげる。

 2008年度から試験的に実施している。複数の地方自治体や観光圏整備法に基づく観光圏による企画、羽田空港就航便の利用促進につながる企画を優先的に採用。日本空港ビルデングの協力でスペース利用料はかからない。誘客イベントなどの実施に合わせたアンケート調査などで来場者の反応なども聞いてもらう。

 2〜3月にかけて公募した結果、全国から17の観光振興団体の応募があり、選考基準に照らして15団体を選んだ。

 主な予定は、9月8〜10日の青森県(新たな青森の旅・十和田湖広域観光圏)、12月8〜10日の日光観光圏協議会、来年3月9〜11日の富山湾・黒部峡谷・越中にいかわ観光圏協議会など。



観光庁、全国10カ所で休暇分散化説明会
 観光庁は、政府の観光立国推進本部で検討されている休暇の分散化について、地域ブロックごとの地方説明会を開く。すでに沖縄では開催済みで、以降も国土交通省の地方運輸局の所在地などで順次開催する。

 休暇分散化の意義や効果を説明するとともに、産業、労働、教育など幅広い視点から地域の代表者らと意見交換する。6月初旬までに計10カ所で行う。

 沖縄では4月27日に那覇市内で開催。観光庁の溝畑宏長官、内閣府沖縄総合事務局の勝山潔運輸部長が出席。沖縄県ホテル旅館生活衛生同業組合の宮里一郎理事長、日本旅行業協会沖縄支部の新垣安男支部長などの観光関係者をはじめ、産業界や労働界、教育界、報道機関などの代表が意見を述べた。

 今後の予定は以下の通り。北海道=20日(札幌市)、四国=24日(高松市)、中部=25日(名古屋市)、近畿=26日(大阪市)、中国=26日(広島市)、九州=26日(福岡市)、東北=31日(仙台市)、関東=6月2日(東京・千代田区)、北陸信越=同9日(新潟市)



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