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トラベル ■第2571号《2010年7月24日(土)発行》
国内航空旅客、09年度は8%減
国土交通省はこのほど、09年度の航空輸送統計をまとめた。それによると、旅客数は国内定期航空輸送が8387万2千人、国際航空輸送が1540万人となり、前年度と比べ、それぞれ7.5%、3.1%減少した。同省は「景気後退による需要低迷や新型インフルエンザの流行などが響いた」と見ている。
国内旅客数は3年連続の減少。幹線、ローカル線別(人ベース)では、幹線は同6.3%減の3493万人、ローカル線は同8.3%減の4895万人といずれも前年度を大きく下回った。
路線別輸送実績を見ると、1位はドル箱といわれる羽田〜新千歳で、903万7千人。2位の同〜福岡の750万人を引き離し、断トツの強さ。8位までは前年度と同じだが、前年度9位の同〜関西が13位に落ち、代わって10位の同〜長崎が9位、11位の同〜松山が10位とランクを上げた。
50路線中、前年度実績を上回った路線は3路線にすぎない。
ANAセールス4社、10月に合併
ANAグループの販売会社である、ANAセールス、ANAセールス北海道、ANAセールス九州、ANAセールス沖縄の4社は15日開いた各社の取締役会で、10月1日に合併することを決めた。2年間で400人程度の人員削減を進めるなどして、業務効率化と収益力の向上を図る。
ANAセールスを存続会社として、ANAセールス北海道、九州、沖縄の各社を吸収合併する。
ANAグループは「2010〜11年度ANAグループ経営戦略」にのっとり、生産性の向上などを推進している。この中で販売体制についても機動力、実行力の向上、機能集約と体制の効率化を検討しており、今回の合併となった。「重複機能の集約と、人事流動性の向上を前提とした人材活用に対応した運営形態へ移行する」と同社経営企画部。合併後の取扱高は、2488億1700万円。
同社は、09年度の営業損益は1億円の赤字だったが、10年度10億円の黒字、11年度20億円の黒字を目指す。
各社の取扱高と従業員数は、ANAセールスが1907億9千万円、1230人、ANAセールス北海道が156億9300万円、157人、ANAセールス沖縄が358億5200万円、241人、ANAセールス沖縄が64億8200万円、81人。
KNT、学生向け企業研究ツアー発売
近畿日本ツーリスト(KNT)はこのほど、就職活動を行う関西方面の大学生を対象にした東京での企業研究ツアーを発売した。5日間の旅程に、企業訪問や採用担当者によるプレゼンテーションなどを盛り込んだ。採用コストを抑えつつも首都圏以外の意欲的な学生との接触を持ちたい企業のニーズと、さまざまな企業を効率的にまわって研究という学生のニーズの両面にこたえる内容。
東京〜大阪の往復には深夜高速バスを利用し、業界のトップ企業や中小企業など合計5、6社を訪問する。各企業では、人事担当者を交えたディスカッションも行い、担当者と直接話せる。また、「学生間の交流を促進し、就職活動を支え合う仲間作りも狙う」と同社。
訪問を予定する企業は、アサヒビール、オリンパス、日本公文教育研究会など幅広い業種を用意した。出発日で訪問企業は異なる。
9月6、7、12、13、14日出発の5本を設定。
旅行代金は1人4万円。
主要62社5月実績
観光庁が7月15日に発表した今年5月の主要旅行業63社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が前年同月比10.6%増の4853億3639万円だった。3カ月連続で前年実績を超えた。このうち国内旅行は同5.1%増の3103億4323万円、海外旅行は昨年の新型インフルエンザ流行の反動による増加で、同22.5%増の1691億9314万円、外国人旅行も同12.1%増の58億2万円と前年を大きく上回った。
国内旅行は2カ月連続で前年を上回った。取り扱い58社中、33社が前年実績を上回った。阪急交通社、トップツアーが2ケタの伸び。
海外旅行は3カ月連続で前年超え。「法人需要が比較的好調だった」(観光産業課)。取り扱い61社のうち57社が前年実績を超えた。
外国人旅行は、5カ月連続で前年比増。35社中23社が前年を超えた。
募集型企画旅行は、総取扱額が前年同月比0.8%増の1227億5665万円。このうち国内旅行は同3.5%減の694億5458万円と低調だった。海外旅行は同6.9%増の529億6720万円、外国人旅行は同18.2%増の3億3487万円だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比1.8%減の317万1505人だった。内訳は、国内旅行が同2.5%減の284万2792人と減少したが、外国人旅行は同6.3%増の1万6036人、海外旅行は同4.7%増の31万2677人と前年を超えた。
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