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トラベル ■第2582号《2010年10月16日(土)発行》  

JATA、口蹄疫被害の復興支援へ
 日本旅行業協会(JATA)は5、6日、口蹄疫被害に遭った宮崎県を金井耿会長らが訪問。今後の復興に向けて支援を行うため、河野俊嗣・宮崎県副知事と会談したほか、県内の観光関係者と意見を交わした。

 訪問団は、吉川勝久委員長(KNT社長)はじめ国内旅行委員会の委員を主とする21人。5日に県庁を訪れ河野副知事に会った団長の金井会長は、県の口蹄疫終息宣言を受け、JATAとして今回の視察で会員会社による宮崎への個人・団体商品の造成に向け努力していく旨を伝えた。

 意見交換会には、宮崎県商工観光労働部観光交流推進局の長嶺泰弘局長や、みやざき観光コンベンション協会の石野田幸蔵専務理事、宮崎市観光協会の萩野政広専務理事らが出席。JTBやKNT、日本旅行など国内旅行委員の5社がJATAの「頑張れ宮崎キャンペーン」と連動した各社の取り組みを発表した後、宮崎側から観光の現況や復興事業、宿泊キャンペーンなどの説明を受けた。翌6日は、青島や鵜戸神宮、日南市飫肥を視察した。

 宮崎観光の支援施策として、今月29、30日にはJATA各社の国内パッケージツアー造成担当者による現地視察も実施する予定。30人程度の参加を見込んでいるという。



JR東日本、11月に倶楽部会員限定ツアーを実施
 JR東日本とびゅうトラベルサービスは「大人の休日倶楽部」発足5周年を記念し、11月に会員限定の特別ツアーを実施する。人気リゾート列車を乗り継ぎ、東日本を一周する「特別なこだわりの列車旅」と同社。

 この商品は「往復『なごみ(和)』利用&リゾート列車で東日本一周」。上野駅発着で、前半は新潟〜青森の日本海沿岸、陸奥湾ではフェリーに乗り、後半は岩手県の三陸海岸を巡る。ハイグレード列車「なごみ(和)」(上野〜新津間)や「きらきらうえつ」(新発田〜象潟間)、「快速リゾートしらかみ」(能代〜鰺ヶ沢間)、「こがね」(気仙沼〜仙台間)などの列車を利用する。

 11月14日発。5泊6日の日程で、月岡温泉、古牧温泉などに宿泊する。旅行代金は1室2〜4人利用の場合、1人19万8千円。募集人員は83人。



エア系2社のスキー商品出そろう、需要喚起へ特典も
ANAセールスのパンフレット(左)とジャルツアーズのパンフレット(右)

 エア系2社のスキー商品が出そろった。全日空グループのANAセールスは昨年投入した、託児サービスなどを行う100円メニューを今年も展開。日本航空グループのジャルツアーズは、特別サービスが受けられるスペシャルデーを設定した。両社とも北海道へのスキー旅行の需要喚起へ工夫を凝らす。

 ANAセールスが同社国内旅行商品ブランド「ANAスカイホリデー」から9月30日に発売したのは、「ANA'sスキー&スノーボード北海道」。例年よりも発売日を1週間早めたほか、1人1室のプランも新たに設定。またゲレンデサイドの客室や高層階の客室を「スカイホリデーおすすめルーム」として限定案内するなどして、利用需要獲得を狙う。

 スキー場での託児所サービスのほか、スキー場やホテルなどでの食事「プチグルメ」、レベル別スキーレッスンをそれぞれ100円で利用できるようにした。このうちプチグルメでは、ルスツリゾートスキー場の「とろとろたまごのオムライス」や北の漁場おたる運河店の「朝市丼」など、通常100円では食べられないメニューを多数ラインアップ。現地購入よりもリフト・ゴンドラ券などが割安に購入できる専用クーポン「ANAスーパークーポン」も設定した。

 一方ジャルツアーズが8日発売した北海道方面へのスキー商品「ジャルスキー&スノー リゾーツ 2011北海道」は、7地区15施設で昼食1回サービスなどの特典が受けられるスペシャルデーの設定に加え、早期割引の割安感をアピール。45日前までの出発の場合、1泊に付き1千〜2千円割り引く。

 またファミリー層への訴求力を高める企画を充実。ニセコなどの7地域の指定ホテルに、同商品のキャンペーンキャラクターであるディズニーのキャラクターで装飾した客室「ディズニー・グッズ・ファンタジールーム」を用意。また無料の子ども託児所や赤ちゃん用品ブランド「コンビ」とタイアップし、赤ちゃん用遊具やベビーカーなどを備えた客室なども一部施設で設定した。

 12月1日から来年3月末までの期間中の集客目標は、ANAセールスが8万人、ジャルツアーズが5万5千人。



クラツー、「フェローの集い」を開催
岡本社長(中央)がフェローを表彰

 クラブツーリズム(岡本邦夫社長)は5日、福島県母畑温泉の八幡屋で「フェローの集い2010」を開いた。クラツーのフェローフレンドリースタッフ(FFS)全700人のうち360人が全国から参加。FFS活動10周年記念表彰式では、本年度対象者17人のうち今回参加した7人が登壇し、岡本社長から記念盾を贈られた。

 FFSとは、クラツーの顧客の中から添乗業務を手伝ってくれる人を募り、組織化したもので、同社独自の仕組み。40歳から65歳までの旅好き、世話好きの顧客に旅程管理主任者(添乗員)の資格を取得してもらい、ツアー添乗員や各種イベントのボランティアスタッフとして活躍してもらっている。

 フェローの集いでは、八幡屋の渡邉忠栄社長と渡邉和子女将が特別講演「リピーターづくりのために〜ホテルで実践できるホスピタリティとは」を行った。

 FFS制度は96年に開始。07年からは毎年、フェローの集いを行っている。07年は上諏訪温泉ホテル紅や、08年はかんざんじ温泉ホテル九重、09年は伊勢志摩温泉賢島宝生苑で開いた。

 FFS事務局の福田日出男所長はフェローの集いの開催意義について「フェローの慰労と懇親という側面もあるが、会社の方向性を共有してもらう目的がある」と話す。今回は「おもてなしの心を学ぶ」をテーマに設定。八幡屋のおもてなしを体感し、自分自身のサービスレベル向上に役立ててほしいと参加したFFSに呼びかけた。



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