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地域観光 ■第2598号《2011年2月26日(土)発行》  

いばらきイメージアップ大賞に映画「桜田門外ノ変」
県民がエキストラとして参加したロケ
(C)2010「桜田門外ノ変」製作委員会

 茨城県のイメージ向上に貢献した団体やイベントを表彰する「いばらきイメージアップ大賞」の今年度の大賞に昨年10月に公開された映画「桜田門外ノ変」が選ばれた。地域が水戸藩開藩400年を記念して発案しロケを支援した作品で、観客約60万人を動員する成功を収めた。撮影後から一般公開されている水戸市内の大型オープンロケセットも観光客に人気となるなど、茨城県のブランド構築につながった。

 幕末の大老井伊直弼を水戸、薩摩の浪士が江戸城桜田門外で暗殺した事件を描いた作品。茨城県内12市町17カ所でロケが行われ、県民がエキストラや炊き出しに活躍。水戸市の千波湖畔には桜田門外を再現した大型オープンロケセットも建設された。

 イメージアップ大賞の選考理由には、茨城ゆかりの人物、風景などが多く描写され、作品はもとより、県民のロケ支援の活動などが多くのメディアに取り上げられ、県の知名度アップに貢献したことが挙げられた。

 また、クライマックスの暗殺シーンが撮影された桜田門外の大型オープンセットが併設する記念展示館とともに、多くの観光客を集めている点も評価された。昨年2月20日の公開以来、来場者数は1年間で21万4318人に達している。

 14日には、東京・千代田区の都道府県会館でイメージアップ大賞の表彰式が開かれた。監督の佐藤純彌氏、水戸藩士役を演じた茨城出身の俳優、渡辺裕之氏らが出席。大賞実行委員会の委員長を務める橋本昌・茨城県知事から表彰状などを手渡された。

 表彰式では岡部三十郎役を演じた渡辺氏があいさつし、「県民の皆さまの作品に対する支援を誇りに思う。撮影を通じて自分にも水戸藩士のディー・エヌ・エーがあると感じた。大賞を受賞できて本当にうれしい」と話した。

 また、桜田門外ノ変は「いばらきロケ大賞」の大賞も受賞した。同賞は02年10月のフィルムコミッションの発足以降、ロケ支援作品が2千作品を突破したのを記念して選考した賞。同賞のうち「ロケ支援賞」に関しても、民間の地元有志を中心に約4500人でつくる「『桜田門外ノ変』映画化支援の会」が受賞した。

 支援の会事務局長の三上靖彦氏は「県民の夢をこの作品にのせた。私たちが掲げてきたのは“映画づくりから始まる地域づくり”。本当に大切なのはこれからの地域づくりだ」と今後の活動に意欲をみせていた。

大洗水族館など 奨励賞を受賞
 いばらきイメージアップ大賞は、06年度に創設して以来、今回で5回目を迎えた。大賞以外にも各賞が発表され、橋本県知事から表彰状や副賞が手渡された。桜田門外ノ変関係以外の受賞者、いばらきロケ大賞の受賞者は次の通り。

 《いばらきイメージアップ大賞》奨励賞=アクアワールド茨城県大洗水族館、茨城県立大洗高等学校マーチングバンド部「BLUE—HAWKS」、かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会

 《いばらきロケ大賞》ロケ奨励賞=映画「下妻物語」、ロケ支援賞=つくばみらい市エキストラの会



信州DCで観光客7.2%増
 長野県によると、昨年10〜12月に県内全域で開催された「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」で、観光客数は前年より7.2%増え、1287万9千人となった。うち、宿泊客は同3.8%増の349万8千人。

 県内主要観光地80カ所について調べた。各月の観光客数は10月が同4.6%増の568万3千人、11月が同12.3%増の425万2千人、12月は同5.2%増の294万5千人。

 増加率のもっとも高かった地域は同90.3%増の光前寺(駒ヶ根市)で11万8千人が訪れた。以下、同77.5%増の花とハーブの里(池田町)、同65.7%増の飯山(飯山市)の順。

 一方、信州DCの期間中の観光消費額は、同6.1%増の約477億6900万円と推計されている。



熊本県、大阪で食PR
湊町リバープレイス会場

 熊本県、産経新聞などが主催する「くまもと逸品縁日&ミナミあっちこっちラリー」が19、20日、大阪市の湊町リバープレイスなどで開かれた。2日間で約4万1千人が来場。逸品縁日は産経新聞社恒例の食のイベントで、今回は3月12日の九州新幹線全線開業を記念し、「くまもと逸品縁日」として熊本の名産などをPRした。大阪のミナミ地区を巡るラリーも行われた。

 会場には蒲島郁夫・熊本県知事も駆けつけた。関西のテレビ局のインタビューにも応じ熊本の観光魅力をアピールした。

 初日のステージには県のマスコットキャラクター「くまモン」が出演。吉本興業のタレントや大阪のマスコットキャラクターたちと一緒にゲーム大会などを盛り上げた。

 熊本名産のいきなり団子や玉名ラーメン、玉名いちごなどの屋台には長蛇の列ができ、多いところでは1時間半以上の待ちとなった。

 このほか、「県宣伝部長」を務めるタレント、スザンヌさんの母、キャサリンさんが熊本市内で経営する「キャサリンズバー」も出張営業。キャサリンさんと妹のマーガリンさんもそろって、オリジナルカクテルやソフトドリンクを提供した。

 2日目にはミナミ地区の観光スポットを巡り、湊町リバープレイスを目指すラリーが行われた。




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