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商品・設備 ■第2604号《2011年4月9日(土)発行》  

ユーコムのホテル旅館システム導入で、業務効率アップ
登別グランドホテル

 北海道の登別温泉と言えば温泉の湯量が豊富なことで知られる。その地にある登別グランドホテルも3種類の源泉から引いた温泉が人気だ。著名人が多く訪れる宿としても知られ、08年の洞爺湖サミットでは米国代表団の宿舎になった。北海道ならではの食材を使った料理も特徴で、最近ではバイキングプランが好評。「指定席制なので空いている席を探す必要がない。子ども連れに評価が高い」と管理部情報システム課課長代理の長谷川光弘氏は話す。

 その同ホテルでは昨年、ユーコムのホテルシステム(PMS)「フロントマネージャー 旅館・リゾート版」を導入し、業務の効率化を図っている。

 システムの特長は、(1)ネットエージェントとの連携(2)予約から来館、出発までの顧客要望事項を全部署で共有できる宿泊・宴会機能(3)効率的なマーケティングと営業活動、顧客囲い込みを実現する集計分析機能──など。各機能を細かく部品化し、施設の規模と運営形態に応じて、必要な機能を組み合わせたオリジナルシステムに構築できる点も売りだ。

 同ホテルでは、PMSとレストラン・売店管理の「レストランマネージャー」、仕入れ・原価管理の「キッチンマネージャー」を連動させた。例えば、PMSに予約が入った段階で、食数などの情報はキッチンマネージャーに自動転送され、配膳コントロールなどの作業を軽減する。また、レストランでの注文は、瞬時にPMSに伝達し、会計処理に反映される。

 長谷川氏は、「当ホテルが出した要望に最大限配慮して構築してくれた。非常に使いやすい」と評価する。

 この件についての問い合わせ先は、ユーコム(TEL03・3578・8670)。



アイディディ、被災旅行業者対象に復興支援キャンペ
 小規模旅行会社向けのリテール業務支援サービス「idd・トラベルワーカー」を販売するアイディディ・ソフトウェア(大阪市、和田肇社長)は、「東日本大震災 復興支援キャンペーン」を行う。申し込み日から1年間、トラベルワーカーを無償で提供するもの。震災で直接被災したり、風評被害に遭っている旅行会社を支援する。

 キャンペーンでは、在籍スタッフ数を上限に希望のアカウント数を提供。費用は導入時の「遠隔リモートサポート費用」のみ発生する。対象地域は、東京を除く災害救助法適用地域。

 「震災、停電、ハード障害に強いクラウドシステムで、早期復興に向けた日々の業務処理に役立ててもらいたい」と同社。ホームページで来年3月末日まで受け付ける。

 トラベルワーカーは、法人、個人の「顧客管理」「予約カルテ管理」「金銭データ管理」が主な業務範囲。インターネット検索大手、グーグルのクラウドサービスを利用するので、月額のアカウント料金のみで使える。初期導入費用や保守サポート料金は、一切発生しない。

 小規模旅行会社に的を絞り、余分なプログラムを一切省くことで、シンプルかつ容易な操作性を実現している。



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