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商品・設備 ■第2636号《2011年12月10日(土)発行》    
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鉄道情報システム、小規模宿泊施設向け製品を発売
 JRグループの鉄道情報システム(JRシステム)はこのほど、送客通知システム「らく通」の販売促進を図るため、小規模な旅館・ホテル向けの製品を発売した。客室数50室未満が対象で、機能、性能は変えずに月額利用料金などを安くした。

 新製品の料金体系は旅行会社、ネットエージェントの予約通知を一元管理できる「らく通プラス」の場合、月額利用料金は1万9800円。ネットエージェントのみの予約通知を管理する「同・ネット版」の場合は、同9800円とした(初期費用はそれぞれ10万円)。これまでと比べると、それぞれ7200円と5200円の割引となる。

 また、オプション料金も従来に比べ33%低減した。対象は、(1)らく通とホテルシステム(PMS)とのデータ連携(2)同一施設内に複数台のらく通(遠隔管理)設置(3)宿泊帳票のカスタマイズ。

 PMSとのデータ連携費用は、初期導入時の一括払いを、従来に比べ10万円安い20万円に変更した。さらに一括払いの他に月額3千円で利用できる料金体系も追加した。同一施設内に複数台のらく通を設置する費用は2台までを無料とし、3台目以降の料金を同5万円安い10万円に変更した。宿泊帳票のカスタマイズ料金は、1帳票あたり同5万円安い10万円に変更した。

 「今後も、旅館・ホテルの多様化するニーズにこたえられる製品を、より低廉な料金で販売していく」と同社。

 問い合わせ先は、JRシステム(TEL03・5334・0671)。



JTB旅連事業、旅館にAED導入を働きかけ
宿泊施設にも普及の進むAED

 JTB協定旅館ホテル連盟の会員向けサービスを提供するJTB旅連事業は、旅館にAED(自動体外式除細動器)の設置を働きかけている。ホテルに比べて普及が進んでいないと見ており、「万一の事故に備えるべき」と訴える。

 AEDは、心停止した人の胸部に電極パッドを貼り付け、電気ショックを与える機器。操作は音声案内に従うだけで、専門的な知識は不要。04年7月から緊急時には医療従事者以外でも使用できるようになった。

 サッカー元日本代表の松田直樹選手が今年8月に急死。倒れた練習場にはなかったと報道され、AEDへの関心が高まっている。JTB旅連事業の池三郎・総務部長は「あの事故以来、宿泊施設からもAEDを導入したいとの声が強まってきた」と語る。

 これまで約7万台のAEDを販売しているセコムは、AED導入を検討する旅館に対し、レンタル方式を勧める。電極パッドなどの消耗品は定期的に交換しなければならない。買い取り方式では交換を忘れてしまう可能性もあるが、レンタル方式なら交換時期に同社が必ず設置先に電極パッドなどを届けるため不備を防げるからだ。

 コスト面を強調するのが池部長だ。「旅館でのAED設置が進まなかった背景には、今まで高価な買い取り式が主流だったことがある。レンタル方式は月々5千程度と安価なので、導入しやすいのでは」と話す。

 セコムによると、旅館・ホテルでは宴会場やロビー、浴室などで、発症と同時に発見された場合に救命される例が多い。池部長は「見える所にAEDを置けば、安心をアピールできる。ぜひ、設置を検討してほしい」と旅館に呼びかけている。



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