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インバウンド ■第2642号《2012年2月4日(土)発行》    
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「日本のおみやげコンテスト」最高賞に銘々皿
グランプリを受賞した銘々皿

 観光庁はこのほど、外国人にとって魅力のある日本の土産品を選ぶ「日本のおみやげコンテスト2012」の審査結果を発表した。応募総数は自薦、他薦含めて720品目。最高賞のグランプリは、うちわの形をした銘々皿、金銀箔工芸さくだ(石川県)の「うちわ銘々皿『四季』」に決定した。

 コンテストは05年にスタートし、今年で8回目を迎えた。ビジット・ジャパン事業の重点市場となっている国や地域の大使館、政府観光局の関係者、国内の観光関係の有識者らが審査委員を務めた。

 グランプリのほか、雑貨やサブカルチャーのグッズが該当するクール・ジャパン部門、伝統的な日本らしい商品が該当するトラディショナル・ジャパン部門、市場別の国・地域部門などで各賞を選んだ。

 部門賞は次の通り。

 《トラディショナル・ジャパン部門》金賞=うちわ銘々皿「四季」(金銀箔工芸さくだ、石川県)▽銀賞=畳の時計(乗本畳店、愛知県)▽銅賞=猫招き・ダルマセット(石川物産、千葉県)

 《クール・ジャパン部門》金賞=オリジナルマグボトル(井づ津屋、京都府)▽銀賞=Tatami—Pad iPhoneケース(四縁、奈良県)▽銅賞=おもしろ消しゴム(イワコー、埼玉県)

 《ラグジュアリー・ジャパン部門》蒲田切子蒲田モダン水鏡ペアセット(フォレスト、東京都)

 《各国・地域賞》韓国賞=九谷焼カップ&ソーサー時代画風(青郊、石川県)▽中国賞=猫招き・ダルマセット(石川物産、千葉県)▽台湾賞=花鳥風月(水上房吉商店営業部、静岡県)▽香港賞=木目込人形(くろちく、京都府)▽タイ賞=寿満保収納具(柳井畳店、東京都)▽シンガポール賞=CAVRE漆塗りiPhone4カバー(関美工堂、福島県)▽アメリカ賞=寿司飴(アイル、大阪府)▽カナダ賞=浮世絵グリーティングカードセット(東京伝統木版画工芸協同組合、東京都)▽イギリス賞=東北の底力Tシャツ(秋田真魂、秋田県)▽ドイツ賞=羽ばたくま白石ミーナスペシャル(来楽暮、山口県)▽フランス賞=美濃陶酔かくとくり(市高笠プロジェクト、岐阜県)▽わさびスパイシーディップ(田丸屋本店、静岡県)▽インド賞=東北の底力Tシャツ(同、同)▽ロシア賞=姫だるまサクラサク(九谷物産、石川県)▽マレーシア賞=額入り美人(三巧エンジニアリング、三重県)



JCKTCOがシンポジウム、震災後の観光振興策探る

 NPO法人日中韓観光協力機構(JCKTCO、梁春香理事長=東洋大学教授)は1月29日、2012年定期総会とシンポジウム「震災後の観光振興について」を東京都内のホテルで開いた。

 梁理事長は「JCKTCOが発足して1年が経った。本年は日中国交正常化40周年にあたるため、中国からの禅宗視察団の受け入れや、新潟県と吉林省の学生がクルーズ船の中で交流する事業など、日中間交流に特に注力したい」とあいさつした。

 シンポジウムでは、小浪博英・帝京平成大学教授、矢嶋敏朗・日本旅行広報室長=写真、櫻井裕子・JCKTCO理事が登壇。

 「震災後の復興状況について情報発信をしている観光地サイトが見あたらない。観光客受け入れ側の意識改革が必要」(小浪教授)、「訪日中国人旅行は回復しつつあるが、大手旅行会社の取扱比率は実は小さい。粗悪なツアーが横行しているのが実情で、訪日中国人客が日本に悪い印象を抱いて帰国し、それがクチコミなどで広まってしまうことを危惧している」(矢嶋室長)、「秋保温泉にあるスーパー『主婦の店さいち』の『秋保おはぎ』は観光客にも大人気で、1日1万個を売り上げている。地域経済の活性化に寄与している立派な観光物産であり、東北への誘客素材を考える上で参考になる」(櫻井理事)などの意見が交わされた。



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